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田代塾
月に一度、京都での勉強会

漢方薬の薬理は科学的によくわかっていないことがいっぱい。

例えば便秘薬について

非刺激性とされる便秘薬(水酸化マグネシウム)は大腸での水分の吸収を抑えて便の水分を増やし排便を促す薬
刺激性とされるセンノシドを含む生薬(大黄、センナ)は炎症を起こし、結果として水分を吸収させるタンパク質が減ることで腸内の水分が増えて排便が促されます。

水酸化マグネシウムの便秘薬と大黄を含む漢方薬を一緒に服用すると大黄に対しては体は反応しないのだけれど、

大黄を含む漢方薬には、芒硝(水酸化マグネシウムと同じような働き)が一緒に入っていても便秘に効果があるとされていますが、何故たがはわかっていない。

漢方薬には、作用が拮抗する生薬が処方されているものもあり、服用する人の体の状態によって効き方が違ったり、ゆっくり効いたりして、漢方薬が穏やかに効くと言われるのにも関係しているのかもとのことです。

また、生薬の薬効成分には疎水性の薬効成分に糖がくっついた配糖体が多く、腸内細菌がエサとして配糖体の糖の部分を食べることで、薬効成分だけになることで、ようやく体に吸収され効くと思われていたけれど、もしかしたら、生薬には腸内細菌のエサとなる糖が多く含まれているから腸内細菌が増えることができ、増えた腸内細菌が健康に関与する酪酸などを豊富に作ることができるから、漢方薬は体を健康な方へ向かわせるのかもしれないと。

視点が変わると、答えが全く違ってくる。
まだまだわからないことが多い漢方薬だけれど
研究が進んで、科学的に解明されると、ものすごいことがわかりそうでわくわくが止まらない。

posted by: ひまわり | 今日のこと | 17:19 | - | - | - | - |